2013年09月24日

第183回 ツィゴイナーヴァイゼン


パブロ・サラサーテ(1844-1908)

なんとまあ大胆なことに、こんな難しそうな曲に挑戦してしまいました。それらしくできるのかどうか全く自信がありませんでしたが、たまにはこんなことをして腕を磨くことも必要だと思って取り組んでみました。

この曲、ドイツ語で「ジプシーの旋律」という意味だそうです。そういえば昔、「ジプシーの月」とか「Gypsy Airs」のタイトルで聴いたことがあるような気がします。

派手で劇的なヴァイオリン曲として知られていますが、もともとはやはりハンガリー民謡・大衆音楽の旋律を組み合わせて作曲されているのだそうです。なるほど「Hungarian Dance No.5」や「Csardas」などと曲想がとても似ていますね。この曲も3つのパートから成り立っています。

弦楽器特有のグリッサンドやハーモニックス、ヴァイオリン独特のピチカート、それも左手指ではじくピチカートなども出て来たりで、ある程度本物のヴァイオリンをかじったことがないと、それらしく仕上げるのは難しいかも知れません。

そして真ん中のパート、いわゆる「ジプシーの月」としてお馴染みの部分は、ヴァイオリンのコマに弱音器を付けて弾きますが、その渋くて甘く切ない音色をいかにして電子音で響かせるかも苦心のしどころでした。最後はやはりこういう曲につきものの大歓声で盛り上げたいので、マシンに標準装備している効果音の「Applause」を入れてみましたがいかがでしょうか。

本日、11月6日の完成まで1ヶ月以上かかりましたが、その間、東京芸術劇場でこの曲を演奏するコンサートを聴きに行く機会があり、南紫音さんの演奏するストラデバリウスでこの曲を聴き感動しました。やっぱり本物はいいですね。それはそれとして、今回はあくまで「Ken-Gのチゴイナーヴァイゼン」として聴いていただければ嬉しいです。

a183 Sarasate.jpg
パブロ・サラサーテ


posted by Ken-G at 00:06| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
KENGさんはヴァイオリンたしなんでいらっしゃったのですね!羨ましい!先日、某ラディオ番組でかの千住真理子曰く「同じヴァイオリンでも、100人いれば100通りの音色がする」と。
奥が深い楽器なのですね。そこで、私からの
リクエスト!「ふたつのバイオリン」の追いかけるような二重奏の醍醐味を是非、MIDIで再現
していただきたいのですが?お願いできますでしょうか!
Posted by FAN at 2013年10月07日 15:42
FANさん、ありがとうございます。ヴァイオリンも他の楽器と同様、かじった程度なんですが、全くやったことがない場合と比べると、所詮ヴァーチャルな世界とは言え、そのリアル感に大きな差が出てくると思っています。

仰るように本物の楽器の演奏家100人100通りの音色があって、特にこの曲、あの甘く切ない音色にはとてもとても程遠いのですが、まぁ、Ken-Gのバーチャルな世界として楽しむ分にはいいかな〜とも思っています。

「二つのヴァイオリン」早速、ユーチューブに行って見ました。いいですね〜。一見複雑そうですが一定のリズムで進行する点はコンピュータの得意とするところですので、気に入った楽譜が入手できたら是非、挑戦してみますね。
Posted by Ken-G at 2013年10月08日 16:23
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